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企業内英語研修の企画運営・講師をしています。こばれ話を書いていきます。(「人事コンサルの英語研修」www.wilval-hr-support.com)

プレゼン・アクティング

前回は、ある程度プレゼン経験のある人たち向けの練習をご紹介しました。(自分の業務くらいはプレゼンできてしまうけど、ワンパタンで丸暗記にほど近く、質疑応答はもひとつ自信がない、というくらいのレベルです。)

 

今回は、「プレゼンなんてまだまだ。。」というレベルの人たち向けです。

 

例えばこのテキストなどには、会話やスピーチのリスニング教材が入っているわけですが、ビジネス・プレゼンをしている設定のものがあります。(例えばp.22。Lenovoの人が売上やシェアを、円グラフ、折れ線グラフで説明している設定です。)

 

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 それをリスニングーリピーティングーシャドウング練習に使用してから、だいたい覚えてしまった段階で、プレゼン・アクティングに入ります。ポーズを自分でつけて、テキストどおりの内容を、ホワイトボードやスライドの前で語ってみるのです。より丁寧に、もひとつステップを踏んで、シャドウイングをボードやスライドの前でするのもいいです。

 

言葉使いは多少違ってもいいことにして、手の使い方、体の向きをきちんと練習します。

 

例えば、

オーディエンスに背中を向けない、

手で図表を指し示したら、観客の視線を確認し、すぐ下ろす

などの基本ルール。

 

何を話したか以上に、どんな様子で話したかは受け取り方に影響しますので、変な癖がつかないように、この段階から非言語的表現を身につけていくのは、とても効率的です。