助動詞 will 「お引き受けします」
これもクラスで頻出するのですが、
”助動詞 will は、未来形” --と単純に思ってはいけない
というポイントです。
”未来形”と思っていて大丈夫な場合と、そうでない場合があります。
大丈夫なのはこちらのような例です。
It will be fine tomorrow. (天気)
=あしたはいい天気でしょう。
The next World Cup will be held in Japan. (行事の予定)
=次のワールドカップは日本で開催されます。
のように、話し手とカンケイないところで、決まっていることに使う will は、
”助動詞 will は、未来形” でまちがいありません。
一方、自分の予定や、これからすることを will で言うのは適切ではありません。
ここで ”助動詞 will は、未来形” と考えて使わないほうがいいのです。
I'm going to Tokyo next week. <be going to>
=「来週、東京に行きます。」
He has a meeting this afternoon. <現在形>
=「彼は午後ミーティングがある。」
これらの例のようにするほうが自然です。
仮にこんなせりふがあったら、どう受け止めればいいでしょう。
I'll talk to the manager soon.
=「マネージャーにすぐ話しておきます。」
I'll let you know when it's done.
=「終わったらすぐ知らせます。」
ここでの will は、現在から行うことを言っているだけでなく、
話し手がそれを引き受けた、
そのことが聞き手にとってメリットがある、
という意味です。
I'll do that for you.
=「それ、私やっておきますよ。」
これはセットフレーズで覚えておくといいです。
引き受けた+相手のメリット
の will の典型ですので。
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