Rice Crop

企業内英語研修の企画運営・講師をしています。こばれ話を書いていきます。(「人事コンサルの英語研修」www.wilval-hr-support.com)

助動詞 will 「お引き受けします」

これもクラスで頻出するのですが、

 

”助動詞 will は、未来形” --と単純に思ってはいけない

 

というポイントです。

 

”未来形”と思っていて大丈夫な場合と、そうでない場合があります。

大丈夫なのはこちらのような例です。

 

It will be fine tomorrow. (天気)
=あしたはいい天気でしょう。

 

The next World Cup will be held in Japan. (行事の予定)
=次のワールドカップは日本で開催されます。

 

のように、話し手とカンケイないところで、決まっていることに使う will は、
”助動詞 will は、未来形” でまちがいありません。

 

一方、自分の予定や、これからすることを will で言うのは適切ではありません。
ここで ”助動詞 will は、未来形” と考えて使わないほうがいいのです。

 

I'm going to Tokyo next week. <be going to>
=「来週、東京に行きます。」

 

He has a meeting this afternoon. <現在形>
=「彼は午後ミーティングがある。」

 

これらの例のようにするほうが自然です。

 

仮にこんなせりふがあったら、どう受け止めればいいでしょう。

 

I'll talk to the manager soon.
=「マネージャーにすぐ話しておきます。」

 

I'll let you know when it's done.
=「終わったらすぐ知らせます。」

 

ここでの will は、現在から行うことを言っているだけでなく、

話し手がそれを引き受けた、
そのことが聞き手にとってメリットがある、

という意味です。

 

I'll do that for you.
=「それ、私やっておきますよ。」

 

これはセットフレーズで覚えておくといいです。

 

引き受けた+相手のメリット

 

の will の典型ですので。

 

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