Rice Crop

企業内英語研修の企画運営・講師をしています。こばれ話を書いていきます。(「人事コンサルの英語研修」www.wilval-hr-support.com)

英語を話す自分を撮影しよう

 スマホは便利ですね。

 

 クラスでよくやる1分間スピーチ。年度終わりとあって、”振り返り” の材料に、各自のスマホで撮影しました。

 

 一巡してから、各々確認し、「よかったところ」「これから心がけたいこと」を、また順番に言ってもらいました。

 

 「よかったところはない。」と言う人もあるカルチャーです。敢えて言っていただきます。言葉にするとそれが、次のステップの足場になるからです。

 

 「何もかも、まだまだです。」と言う人もあり。そこも、まずはどこを改善していきたいか選んでもらいます。漠然とは前に進みにくいですから。

 

 講師からも、ひとりひとりに両面を具体的にお話します。話しながら、「XXさんと同じ。」ということは決してなく、ほんとに百人百様だと実感。

 

 参加者が自分を評価するものさしとしては、

・articulation, voice, speed, punctuation (発声カンケイ)

・attitude, expression, eye-contact, posture, gesture (姿勢カンケイ)

・story, order, structure (内容カンケイ)

・language (英語)

などが挙げられました。

 

 4クラス合計20数名でしたが、予想だにしないコメントを、違うクラスで二人の方がしていました。

 

 「思ったより、笑顔だった。」というコメント。でもお二人とも、

 「いいものかどうか。」と首をかしげ。

 

 実際、ちょっと不自然な笑顔だったのです。

 

 笑顔はいいのですが、ことばが出て来ないことによる、鳩尾(みぞおち)が詰まるような強ばった感じ。

 

 顔の表情を直そうというのは、難しいので、「もっと英語が思うように出てくるようになれば、表情も柔らかくなると思います。」

 

 そのほかにも、

 

 「そんなに急いで話さなくていいんだ。」とか、

 「やっと、視線が落ち着いてきたかも。」など、

さまざまな発見がありました。

 

 スピーキングのレベルチェックも、業者がやってくれますが、スマホで録画はお手軽でいいですね。